太陽光 固定価格買取制度を応援されている方々

2/24のエントリーにて取り上げました、太陽光発電の電力をこれまでより高い単価で買い取る制度に関して、

地球環境イニシアティブ(GEIN) http://re50.jp/
(以下GEINと略させていただきます)

という団体にて、この制度の実現を応援しよう!という取り組みをされているようです。
当ブログに関係者の方より連絡ありまして、良い取り組みと思われますのでここで紹介いたします。



先の発表ではこの制度を来年度から行なうこと、そしてその概要についての経済産業省の意向が示されたのですが、これが実現するまでにはいろいろと議論もあるでしょうし、これに賛同しない方面もあるかもしれません。これにより実現したはいいが内容として骨抜きされた形になってしまっては、その効果も相当に低下してしまいます。

そこでGEINでは、市民と著名人、政治家のこの制度への理解と賛同を得て、制度がより効果があるものとして実現することを後押しする取り組みをされているとのことです。

取り組み内容に関しては上記リンクより飛んでご覧になると良いのではと思います。この制度を支援するメッセージを残すことが出来たり、より積極的にサポーターとして登録、支援することも出来るようです。

以下はGEIN主催のイベントに関する連絡の転載です。
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4月5日には、日本青年館で、シンポジウム&コンサートも開かれます。

 サッカー日本代表の岡田監督や、
 開運なんでも鑑定団で有名な北原さんが来ます。

 コンサートは、ゴスペルで有名な亀淵さんが来ます。

 詳細はこちら↓をご覧ください。
 http://re50.jp/event/event.php?id=19

 是非、入場無料ですので、
 下記、フォームよりお申し込みの上、ご来場くださいませ。
 https://fs222.formasp.jp/q296/form1/
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以下、ブログ主の私なりの補足と考えです。GEINさんの認識とはずれる可能性があります点ご了承願います。


さて、この制度が実現するにあたり支障となりそうなものは何でしょう?

一つに、この制度を実現するためには、買取金額を増やす原資として、恐らく全ての電気使用者の電気代に負担増、ひと月100円を伴うことになります。
これについての国民的な理解が必要です。
この件に関してはいろんな意見を持たれる方もおられるかもしれません。自分の家で設置するわけでないのに、何故自分が負担しなければならない!という反感を持つ方もいるのではと思います。

これについて私はこう考えています。

以前から、電力料金に契約者や電力業者が任意で上乗せすることにより、その金額が太陽光発電、風力発電などの設備の導入(学校や病院、公的機関など公共性のある設置者)に補助される、という「グリーン電力基金」というのがあったのですが、支払ったものがどのように使われるかが分かりづらい制度に、自ら進んで負担を希望するという方はそれほど多くなかったと思います。この制度自体認識されていない方も多いと思います。

一方、今回の制度では薄く広く皆で負担することになります。
この負担は、確実に太陽光発電を設置する方、また以前設置された方に還元されることになり、とても分かりやすいものです。

これまで多くの方が、さまざまな理由で自分からエネルギー問題に取り組む契機を持ち得なかったと思いますが、この負担は確実に自然エネルギーを増やすことにつながります。

発電システムを自宅他に設置される方は、今回の制度でのメリットは多いとはいえ、やはり一旦は大きな費用を負担するというリスクを負われています。
そういう方を支援出来るという意味でもいいことではないでしょうか。

エネルギー問題に全く関心が無い人もおられるかもしれません。
しかし、その人でも、むしろそういう人こそ電気なしでは暮らしが成り立たないのではと思います。
後述しますが、今回の制度はエネルギーの安全保障に多少とも寄与します。他の国の都合でまったくエネルギーが利用できなくなる、という危険の回避に繋がるのです。
そしてクリーンエネルギーであり、空気や地を汚すことが大きく軽減できます。
これらより、誰でもない自らのための発電所を建てるために出資していると考えれば、納得がいくかもしれません。
そして平等負担であることより不公平感も少ないでしょう。

その他に支障があるとすれば、電力事業者がどのようにこの制度導入をとらえるか、ということでしょう。当面は総量として大きくないにしても電力供給におけるシェアが低下すること、太陽光発電関連に対する経費増などは電力事業者にとっては望ましいものではないでしょう。
(どんどん我々のエネルギーを使ってくれ、が未だに基本的なスタンスです)
その辺りで制度の細かなところ(買取価格が倍となる年月とか、既に設置した方が制度の対象になる、ならないとか)に注文が付くかもしれません。


しかし、今回の制度の導入は、特に資源が他国より潤沢でないのにも関わらず大量にエネルギーを消費している日本にとっては、一つの大きなチャンスとなりますし、むしろ必ず導入して、有効利用しなければならないことと考えます。
現状の我々の暮らしとエネルギーの利用については、全く先を見据えた形になっていないのが現状です。その有りようは、現在生きている我々、特に既得権益者のそろばん勘定だけで殆ど左右されています。
しかし、それはあるべき姿ではないので、その先には必ず破綻が見えています。
この状態を大きく変えるためには、一つの大きな跳躍が必要となります。先にこの制度を導入した欧州の国ではとてつもないスピードで太陽光発電が普及し、それまで導入量生産量などで首位であった日本を大きく抜き去ることとなりました。欧州はドイツなど日本と比べて日射に恵まれない国があるというのに、驚くばかりの進展です。
勿論、順位が全てということではないのですが、一方でその間日本は何ら有効な手立てを打てていなかったのも現実です。

今回の制度は、日本の再生可能エネルギー導入の大きな契機に繋がると思います。これにより、自ずと再生可能エネルギー関連の産業も大きく後押しされ、より良い産業構造への移行、例えばCO2を引き合いにだすならば、CO2を増やす産業からCO2を減らす産業への移行に繋がるでしょう。

自国でのエネルギー割合が増えるのは、エネルギーの安全保障に繋がります。他の国からのエネルギー購入は争いを招き、冨のアンバランスの元となり、何も良い面を持たないものであり、可能な限り減らすべきものです。

また、今回の制度では、設置者のみならず皆が直接自然エネルギー普及に寄与できます。
ここでは割愛しますが、エネルギーに関して人々が意識的になることは、さらに多くの我々の暮らし方、生き方の改革に繋がる可能性を持っていると思います。そして恩恵は日本に留まることはないと思います。

以上が私の考えです。

是非、この新しいエネルギーの取り組みに対して応援してあげてください。
GEINを通しての支援でもいいでしょうし、エネルギーに関していろんな事を学び自分なりに出来ることを具体的に考え実践していくことでも良いでしょう。

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